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中古コピー機の6つの処分方法

使わなくなった業務用の中古コピー機の処分の仕方

寿命を迎えたり、買い替えで使わなくなった業務用のコピー機をどのように処分するかということは、多くの企業にとって悩ましい問題でしょう。簡単に捨てることはできませんから、処分にはそれなりの手間がかかることになります。ここでは、使わなくなった中古コピー機の処分の仕方について、いくつかの方法を見ていきましょう。

自治体の粗大ごみに出す

コピー機の処分方法として真っ先に思いつくのは、「粗大ごみに出す」というものでしょう。コピー機を粗大ごみとして出す場合には、自治体ごとのルールに従わなければいけません。あらかじめ、それらのルールをよく確認した上で処分することが必要です。一般的には、事前に受付センターに申し込んだあと、スーパーやコンビニエンスストア、郵便局などで粗大ごみの処理券を購入し、氏名や受付番号を記入してコピー機に貼り付け、指定された場所に出すという流れになります。粗大ごみの回収は、月に数回程度というのがほとんどですから、回収日についても確認しておきましょう。

ただ、注意すべきなのは、粗大ごみに出せるのは家庭用コピー機の場合で、業務用コピー機はできないという点です。小型のコピー機でも、業務用であれば自治体が回収することはできません。もしも業務用コピー機をゴミ捨て場などに持ち込むと、不法投棄として扱われるため、注意が必要です。業務用コピー機を廃棄するには、産業廃棄物として処理する必要があります。それについては、以下で見ていきましょう。

産業廃棄物として回収してもらう

上述のように、業務用の中古コピー機は、自治体の粗大ごみに出すことはできません。産業廃棄物として、専門の業者に回収してもらう必要があります。産業廃棄物の回収業者は有料ですが、メーカーに回収を依頼するのと同等か、それよりも安い場合もあります。後述のように、メーカーに回収を依頼するという方法もありますが、その場合は同じメーカーの製品しか回収してもらえません。それに対し、産業廃棄物の回収業者は、メーカーに関わらずどの機種でも回収してもらえるという特徴があります。複数メーカーのコピー機を同時に処分したい場合や、パソコンなどコピー機以外の機器も一緒に処分したいといった場合には、メーカーに依頼するより、回収業者に任せる方が手続きが簡略化されるというメリットがあります。

リサイクル業者に渡す

一方で、中古の業務用コピー機をリサイクル業者に渡すという方法もあります。この方法のメリットは、買い取りによって対価が得られるという部分です。産業廃棄物の回収業者に依頼する場合は費用が発生しますが、リサイクル業者を利用すれば、コピー機を買い取ってもらえます。キズや破損のある製品でも、ほとんどの場合で買い取ってくれますし、そうでない場合でも、比較的格安で回収してもらえます。さらに業者によっては、未使用のトナーや、コード類といったものも一緒に買い取ってもらうことが可能です。買い取り価格を少しでも上げるには、コピー機の状態をなるべく良くしておくことが大切ですから、表面や内部をクリーニングしてきれいにしておけば、査定額も上がりやすいでしょう。また、パーツや取り扱い説明書を揃えておくのも有効です。

回収日時に関しても、こちらから都合のよい時間を指定することができますから、使わないコピー機をいつまでも会社に置いておかなくてよいというメリットもあります。何より、リサイクル業者を利用することで本体を再利用することができますから、エコの面でも役立つ方法と言えるでしょう。

不用品買い取り業者を利用する

業務用の中古コピー機を、不用品買い取り業者に引き取ってもらうという処分方法もあります。こうした不用品買い取り業者は、大抵の場合、電話すれば比較的手軽に引き受けてもらえます。電話で査定が可能な業者も多いというのも、メリットの一つでしょう。業者によっては、費用がかからなかったり、機器の状態次第で買い取ってもらえることもあります。有料で回収される場合、費用は産業廃棄物回収業者とほぼ変わらない程度となっています。しかし、注意すべき点もあります。例えば、無料で回収と宣伝していても、業者への直接持ち込みが条件という場合もあるため、依頼の際にはよく確認しておかねばなりません。

メーカーに回収を依頼する

先にも触れた通り、メーカーに回収を依頼するというのも、中古コピー機の処分方法の一つです。メーカー自身による処分のため、一番信頼度の高い方法であると言えます。ただし前述のように、回収してもらえるのは、使用している機種と同じメーカーに限られます。この場合は、各メーカーの法人営業担当窓口に連絡し、回収を依頼しなければなりません。ただ、メーカーによっては回収を行っていないところもあるので、事前に回収の有無を確認しておいた方がよいでしょう。

コピー機だけでなく、シュレッダーやトナーなどの事務機器などについても、同じメーカーのものであれば回収してもらえます。回収には費用がかかり、およそ数万円程度が一般的ですが、この点も依頼の際によく確認しておいた方が良いでしょう。また、有料でコピー機に残ったデータを消去するサービスもあります。コピー機にはさまざまな機密情報が蓄積されていますから、情報漏えいを防ぎたい場合には、利用するとよいかもしれません。

リース会社に返却する

最後にご紹介するのは、リース会社に返却するという方法です。中古コピー機の処分方法としては、もっとも多いものかもしれません。リース契約は、業務用コピー機の導入方法として、広く一般的に行われています。リースにおけるコピー機の所有権は、リース会社に帰属するため、借り手企業は期間満了後、すみやかにコピー機をリース会社に返却する義務があります。返却の場合は、リース会社の指定する場所へ、自費で搬送しなければなりません。リースの契約満了が近くなったら、リース会社へ連絡し、返却について確認してみましょう。

一方、契約満了後に新たにリース契約を結び直したり、再リースの契約をしている場合は、借り手が返却する必要はありません。新たなリースがある場合には、古いコピー機は業者が回収してくれますし、再リースの場合は同じコピー機を使い続けることができます。

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