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リサイクルトナーの7つのメリットと4つのデメリット

リサイクルトナーの7つのメリットと4つのデメリットをご紹介

コピー機を使用していると、消耗品としてトナーの交換が必ず必要になります。トナーはコピーに欠かせないものですが、純正品を普通に購入すると、決して安くない費用を払わなければなりません。そこで注目されるのが、「リサイクルトナー」の存在です。ここでは、コピー機にリサイクルトナーを使用するメリットとデメリットの両方について、いくつかのポイントを挙げて解説していきましょう。

1.リサイクルトナーとは

トナーとは、コピーを印刷するために必要な粉末状のインクで、筒状のカートリッジに入っています。印刷するごとにトナーは減っていき、残量がなくなると、コピー機は使用できなくなります。リサイクルトナーは、回収した使用済みトナーカートリッジを分解して洗い、新たにトナーを補充した上で再び使用できるようにしたものを言います。

2.コストが安い

リサイクルトナーは、純正品のトナーに比べ、非常に価格が安いという特徴があります。純正品の半分、場合によっては9割近くも安い値段で購入することができるため、コストパフォーマンスが高いというメリットがあります。純正品よりも格安で入手できるというのは、リサイクルトナーの大きな利点の一つでしょう。

3.物によっては純正品並みの品質がある

リサイクル品というと、品質が低いイメージがありますが、リサイクルトナーの中にも純正品と変わらない品質の物が少なくありません。全てがそうとは言えませんが、国内でリサイクルされたものは、きちんとした品質チェックを経て市場に送られています。一方海外の工場でリサイクルされたものには、比較的低品質のものが多いため、注意が必要です。

4.ECOである

環境に優しいというのも、リサイクルトナーのメリットの一つでしょう。トナーカートリッジを1度使用するごとに廃棄していたのでは、環境にかかる負荷が大きくなってしまいます。それに比べ、リサイクルトナーはカートリッジを数回使いまわすことができるので、ゴミを減らす一助となります。また、廃棄にかかるエネルギーも減らせるというメリットがあります。

5.メーカーが生産を終了しても手に入る場合がある

トナーはコピー機に対応したものでなければ使用できません。しかし、場合によっては、いつも使用している純正品が途中で生産中止になってしまうケースもあります。そのような場合でも、リサイクルトナーであれば手に入る確率が高いというメリットがあります。

6.純正よりも容量が多い

リサイクルトナーの中には、純正品よりもトナーの量が多い大容量のものもあります。トナーは消耗品ですから、印刷量が多いほど、トナーの減りも早くなります。頻繁にトナーを交換すると、それだけコストもかかってしまうため、あまり経済的とは言えません。そうした場合には、大容量のリサイクルトナーはかなりコスト面でのメリットがあると言えます。

7.使用済トナーを無料回収してもらえる

現在では、使用が済んだトナーカートリッジに対し、無料で回収してもらえるというサービスがあります。メーカーなどがリサイクルのために行っているサービスで、回収されたカートリッジは、リサイクルトナーとして生まれ変わることになります。こうしたサービスによって、使用済みのカートリッジをごみとして廃棄する必要がなくなり、環境にとってもメリットがあるほか、ユーザーも手間やコストが省けるという利点があります。

8.保証が充実している

リサイクルトナーの多くには、きちんとした保証がついています。使用中にトラブルが発生した場合、製品を交換するといった対応が受けられます。業者の中には10年間の長期保証を付けているところもあり、場合によっては、リサイクルトナーが原因でコピー機に不調が生じた場合、修理代金を保証するというケースもあります。こうした保証はすべての製品についているわけではありませんが、ユーザーが安心して使えるポイントの一つとなっています。

9.初期不良が起こる可能性がある

メリットが多い一方で、リサイクルトナーにはデメリットもあります。リサイクルトナーは、純正品に比べ、比較的何らかの不具合が起きやすいという特徴があります。特に使いはじめの段階で、インクの目詰まりや紙詰まり、印字のかすれといった不具合が起こる可能性が高くなっています。また、リサイクルトナーによってコピー機本体が故障することはまれですが、問題のあるトナーをそのまま使い続けていると本体にも悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

10.保証や保守を受けられなくなる可能性がある

リサイクルトナーを使用している場合、契約によっては保守が有償になってしまう場合もあります。コピー機の保守契約における「キットトナー契約」は、特定のトナーを購入することで、保守サービスを無償で受けられるというものです。この場合、専用のトナー以外のトナーを使用すると、保守サービスは受けられなくなってしまいます。そうすると、故障時の修理費用は実費となってしまうため、注意が必要です。

11.製造メーカーによって品質にバラツキがある

一口にリサイクルトナーといっても、製造しているメーカーはさまざまです。純正のメーカーが製造しているリサイクル品もありますが、それ以外にもいろいろなメーカーがリサイクルトナーを販売しており、中には品質の低いトナーを製造しているメーカーも少なくありません。低品質のリサイクルトナーを使うと、印字の不具合などが起こる確率が高くなりますから、購入の際は作られた工場などに十分注意しましょう。

12.カラーの色合いが異なる場合がある

リサイクルトナーでは、純正品と比べるとカラーの色味に違いが出るケースがあります。これは、純正品とリサイクル品では、カラートナーの成分が異なるということに原因があります。メーカー純正のリサイクル品の場合このようなことはありませんが、他のメーカーのトナーでは、完全に同じ色味を再現するのは難しいと言わざるを得ません。ですから、広告分野などの会社の場合、リサイクルトナーの使用はあまりお勧めできないと言えます。

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