複合機を比較
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コピー機・複合機の導入方法のリース契約、銀行借り入れ、割賦販売を比較

リース契約、銀行借り入れ、割賦販売を比較してみました

コピー機・複合機を導入する方法として、リース契約が一般的となっていますが、その他にも、銀行借り入れによる導入や、割賦販売という方法もあります。機種によっては数百万円にも及ぶコピー機を、現金で一括購入できる会社はそう多くないため、こうした方法のいずれかが取られることがほとんどでしょう。それでは、これら3つの方法にはどんな特徴があるのでしょうか。今回は、コピー機導入の際のリース契約、銀行借り入れ、割賦販売を、それぞれ比較してみたいと思います。

コピー機のリース契約

リース契約は、現在コピー機を導入する際、最もよく利用されている方法となっています。リース契約の仕組みは以下のようなものです。まず、貴社が指定したコピー機を販売代理店からリース会社が、自費でコピー機・複合機を購入します。次に、コピー機を導入したい会社が毎月のリース料金を支払うかわりに、リース会社から一定期間(3~6年が一般的)機器を借り受けるというものです。リースで扱う品物はコピー機だけでなく、工作機械や産業機械といった、価格が高額で自費での購入が難しいものから、パソコンや電話などの機器類、また観葉植物や絵画といったものまで、多岐にわたります。

リース契約のさまざまな特徴について、以下で見てみましょう。

初期費用

リース契約の最大のメリットは、初期費用を支払う必要がないという点にあります。リースでは、コピー機導入にかかる費用は全額リース会社が負担するため、ユーザー側は初期費用を用意する必要がありません。しかも、設置の際の搬入やセッティングなども無料で行ってもらえますから、導入にかかる費用は格安(実質0円)で済みます。

リース料金

前述のように、リースでコピー機を導入した場合、毎月リース料金を支払う必要があります。リース料金は、コピー機の本体価格にリース料率をかけたもので、契約期間が終了するまで継続して支払わなければいけません。リース料金は、リース会社ごとに値段が異なります。場合によっては、交渉によって下げることも可能です。

所有権

リース契約の場合、コピー機の所有権は、実際に購入したリース会社に存在します。このため、固定資産税の支払い義務はリース会社にあり、顧客側は納税や減価償却に関する事務作業を負う必要がありません。固定資産台帳の作成や棚卸など、比較的煩雑な作業を行わなくてよいため、業務効率という点ではメリットと言えるでしょう。その一方で、リース期間が終われば、コピー機は返却しなければならないというデメリットもあります。

動産保険

リース契約のコピー機には、一般的に動産保険が付保されています。動産保険とは、国内で発生した偶発的な事故によってリース物件に損害が生じた場合、補償が受けられるというものです。このため、万一火災や落雷、風災といった事故でコピー機が破損しても、保険でカバーすることができます。しかし、場合によっては保険が適用されない事故もあるので、見積もりの際には適用範囲をきちんと確認しておくことが必要です。

レンタルとの違い

リース契約と似たシステムで、レンタルというものもあります。コピー機の所有権が代理店側にあり、それを顧客企業に貸し出すのは同じですが、リースの契約期間が通常年数年なのに対し、レンタルは数日から格安で可能なこと、リースが中途解約できないのに対し、レンタルは可能であること、リースが新品のコピー機から選ぶのに対し、レンタル中古品が基本となること、などの違いがあります。また、初期費用に関しても、レンタルは搬入搬出費がかかるという点も異なります。

銀行借り入れ

銀行借り入れは、コピー機購入の資金を銀行から借り入れ、メーカーから直接一括購入するという方法です。リースの場合、導入できるものはリース適格物件に限られますが、銀行借り入れでは、導入できる物件や設備等の制限はありません。また、融資の契約期間も自由に設定することができます。銀行借り入れによってコピー機を導入した場合、所有権は導入した企業にあり、会社の固定資産として納税義務が生じることになります。

割賦販売

割賦販売とは、コピー機を導入したい企業に代わって割賦会社が購入を担当し、その代金を、顧客企業が分割で支払うという導入方法になります。こちらも銀行借り入れの場合と同様に、導入可能な物件等に制限はありません。コピー機の所有権に関しては、割賦金の支払い期間中は割賦会社に所有権が存在しますが、支払いが終了した段階で導入企業に所有権が移行するという特徴があります。この点は、リース契約と比較した相違点です。また、コピー機の管理責任や、減価償却や保険料の支払い等の事務作業に関しても、導入企業が行わなければいけません。

銀行借り入れとの大きな違いは、割賦販売の場合、借り入れ期間が導入企業の収支見込によって設定されるという点にあります。

まとめ

前述のように、リース契約には、初期費用を支払う必要が無いこと、設置に関しても、リース会社が代行して行ってくれることなどのメリットがあります。特に、導入に際して高額な費用を準備する必要がないという点は、比較的規模の小さい会社や、起業したての会社などにとって大きなメリットと言えるでしょう。その他にも、減価償却や動産保険の処理といった事務作業がいらない、納税の必要がない、リース料金が経費として計上できる、契約が終了しても、格安で再リース契約を結ぶことができるなどのメリットがあります。しかし、所有権はリース会社にあるため、契約期間が終われば、コピー機は返却しなければなりません。

それに対し、銀行借り入れと割賦販売の場合、導入企業が最初からコピー機を自社の資産とすることを目的としています。同じコピー機をなるべく長く使いたいという場合は、こうした方法の方がメリットがあるでしょう。しかし、銀行借り入れは融資枠に余裕のある場合でないと利用しにくい面がありますし、搬入や設置の手続きを導入企業が行わなければならないというのも難点です。

以上のようなことから、コピー機を自社資産として長く使いたい場合は、銀行借り入れや割賦販売を、初期費用を負担せず、数年ごとに最新機種を導入したい場合は、リース契約を利用するとよいでしょう。

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