複合機を比較
複合機を比較

中古コピー機や中古複合機の6つのデメリット

中古コピー機やコピー機を利用する6つのデメリット

中古コピー機や中古複合機を購入するメリットには、新品の購入やリースに比べ、総額が安価であること、リースのように審査がないこと、自社に所有権があることなどがあります。そうしたメリットがある一方で、当然、中古品購入にもいろいろなデメリットが存在します。メリットとデメリット、双方をよく確認することは、よりベターな選択をする上で重要です。ここでは、中古コピー機を購入するデメリットについて、いくつかのポイントを挙げてみました。中古品購入を検討する際の参考にしてみて下さい。

1.保守費用がかかる

中古コピー機のデメリットとしてまず、メンテナンスなどの保守費用が比較的高額であるということが挙げられます。これは、品物が中古であることからどうしても故障の可能性が高くなるため、販売店側は保守料金を高めに設定せざるを得ないという事情があります。

コピー機には、大抵の場合保守契約が付随しています。新品はもちろん、中古コピー機でも保守契約を結ぶのが通常です。ほとんどは「カウンター契約」という保守契約で、これは、保守業者に対し毎月カウンター料金を支払う代わりに、出張費や作業費などの修理に関わる費用が無料になるというものです。保守契約を付けないこともできますが、その場合は故障時に多額の修理代金を請求されるため、ほとんどの場合で業者と保守契約を結ぶのが一般的となっています。

保守料金は場合によって異なりますが、中古コピー機の場合、新品に比べて数倍の値段に及ぶこともあります。前述のように故障の可能性が高いためですが、こうした点は中古コピー機のデメリットと言えるでしょう。

2.初期費用がかかる

初期費用がかかるという点も、中古コピー機購入のデメリットの一つです。

コピー機導入の手段としては、中古コピー機購入の他にも、新品の購入・リース中古品レンタルという方法があります。このうち新品の一括購入に関しては、資金の潤沢な会社などでない限り、あまり現実的な方法とは言えません。最も多いのはリースという方法ですが、この手段は初期費用が基本的に無料というメリットがあります。その代わり、トータルコストは購入時より割高になってしまいますが、まとまった資金を用意できない中小の企業などにとっては、比較的利点も大きい方法と言えます。また、中古品レンタルに関してはリースのように無料というわけにはいきませんが、購入よりも格段に安い初期費用(搬入搬出費)で導入することができます。

一方、中古コピー機購入の場合は新品より安く買えるものの、決して少なくない金額が必要になります。それなりに信頼性のある品物を選ぶのであれば、数十万円単位の費用は必要ですから、資金に余裕のない会社などにとってはデメリットと言えるでしょう。

3.固定資産税が必要な場合も

地方税法に基づき、10万円以上の備品を購入した場合は固定資産として計上し、税金を納めなければなりません。中古コピー機を購入した際も、10万円を超える場合は償却資産となり、固定資産税を支払う義務が生じます。

固定資産税の納入には、まず固定資産台帳を作成し、年に1~2回の棚卸しを行って、資産状況の把握をしなければなりません。また、作成した固定資産台帳に基づいて減価償却費を計算し、償却資産税を納付する必要があります。こうした作業は通常業務と並行して行わなければならないため、特に中小の企業ににとっては、かなりの負担となります。

一方リースレンタルであれば、コピー機の所有権は業者側にあるため、このような煩雑な作業の必要はありません。こうした部分も、中古コピー機購入の不利な点と言えます。

4.処分に費用がかかることも

中古コピー機が故障したり使えなくなった場合、処分の必要が生じますが、一般の粗大ごみとして捨てるわけにはいきません。業務用のコピー機を処分する場合は、産業用廃棄物として処理しなければならず、専門の業者に委託する必要があります。もちろんその場合は、業者への委託料が発生します。

処分の費用は、台数やサイズによってもことなりますが、1万円を超えることがほとんどです。台数が多くなったり、サイズが大きいほど費用は嵩みます。リサイクル業者に売却するという方法もありますが、全てのコピー機を引き取ってもらえるわけではありません。中には買い取りを拒否されるものもあり、その場合、返却または有料での回収ということもありえます。

一方リースの場合は、契約期間が終了したコピー機は業者に返却するだけで費用もかかりませんから、この点も中古品購入のデメリットに挙げられるでしょう。

5.中には故障しやすいものも

コピー機の耐用年数は、一般的に5年ほどとされており、法定耐用年数も5年となっています。しかし、5年たつと全てのコピー機が使えなくなるわけではなく、中には10年以上使用できるものも少なくありません。とは言え、ある程度期間を経たコピー機が、比較的故障のリスクが高くなるのは確かと言えます。

中古コピー機は、3年~4年落ちのものが多くなっています。状態の良いものであれば思いのほか長く使用できるものもありますが、多くの場合、3年ほど使用すると故障で使えなくなる確率が高まります。場合によっては、それほど使用しなくても頻繁に故障してしまうということもあり得ます。こうした故障のリスクも、中古コピー機購入のデメリットであると言えます。

6.部品供給期間が限られている

中古コピー機購入の問題として、部品供給期間が切れてしまうということがあります。コピー機のメーカーの部品供給期間は、多くの場合8~9年が限度となっています。部品供給が切れると、故障しても修理ができなくなりますから、それ以上の使用は不可能となります。新品であれば期間に余裕がありますが、数年落ちの中古コピー機の場合、使用途中で部品供給がなくなってしまう可能性も高いため、こうした点は大きなデメリットと言えるでしょう。

知っておくと役立つコピー機や複合機の基礎知識

コピー機や複合機を一括見積もり比較

3ステップ&90秒のご入力で無料で比較

コピー機や複合機の販売会社へ一括見積もり依頼が可能な複合機比較.com。
届いた見積もりを比較するだけで格安のコピー機や複合機をお探しいただけます。
リース契約やレンタル契約と言ったコピー機はもちろん、中古複合機の販売にも対応しています。

比較&一括見積もり

東京・大阪・名古屋・千葉・埼玉・神奈川・福岡など全国対応